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The Strutsのルーツは、マイケル・ジャクソン〜Queen

 The Strutsにインタビューしました。昨年サマーソニック来日時に賑やかな会場で初インタビューはやったのだけど、ホスピタイリティーエリアでのインタビューは、どんなアーティストでも話を深く突っ込むことができません。暑いし、隣のライヴ音がガンガン聞こえるし・・・。あそこでは、アーティストが日本のフェスに出演し、高揚しているその臨場感を伝えることがメインだから。なので、The Strutsとは2度目だけれども、バンドの詳細を聞くのは初めてだったと言えます。
 イギリス・ダービー出身の4人組。Sladeの曲を歌って、ヴォーカルのルークは、ギターのアダムのバンドに加入して、The Strutsの基盤が出来上がりました。ブギーだったのね、最初は!そしてグラムっぽい雰囲気をもちながらも、Rolling Stonesっぽいロックンロール・スタイルでもあったり、そしてよく比較されるQueenの要素もあったり、UKロックの伝承者ともいうべきバンドの姿勢は、UKファンにとっては嬉しい存在となっていきました。
 もちろんQueenという名が出れば、私も自然に反応してしまうのですが、サマソニの時点では、どちらかというと彼らはロックンロール・バンドなんじゃないかなと思っていたので、今回デビュー・アルバムが正式にCDとして発売になり、あらためてアルバム「Everybody Wants」を聞いていると、うん、Queenの影響ありだなと感じました。「Merry Go Round」「Black Swan」が大好きなのだけど、UKの様式美をもったロック・サウンドがしっかりと根づいているバンドなのです。
 そんなルークとアダムが初めて買ったレコードは、偶然にもマイケル・ジャクソンだったというからおもしろいですね。鏡の前で踊りの練習もしていたらしいです。アダムはあまりにも下手でマイケル目指すのは諦めたとのことですが、ルークはかなりいけていたようです。あらためて「Off The Wall」「Bad」は、音楽ジャンルの好みにこだわらず、多くの子供達に影響を与えたことは間違いないことを再認識しました。
 The StrutsがQueenの影響を受けたことを明言しているひとつには、フレディーの衣装担当者サンドラ・ローズがルークの衣装を担当しているということがありますが、今回まじまじとルークを見ていたら、若い頃のフレディーはこんな雰囲気だったんだろうな、と思うほどよく似ているのです。「僕のTo Do リストのひとつは、何かフレディーを称えるイベントのようなもので、QueenをバックにQueenの曲を歌ってみたいって。ウエンブリー・スタジアムで、フレディーのトリビュートコンサートがあったけど、そこでジョージ・マイケルやアニー・レノックスが歌ったようにやれたらいいな」とルーク。「私そこにいたのよ」と言うと、若者達から羨望の眼差しを向けられました。自慢しちゃうしかないw。
 今回、ライヴには仕事で行けなかったのだけど、翌日のアコースティック・ライヴに顔を出しました。そこで伊藤政則さんにもお会いしたのだけど、「応援してよ」と、セーソクさんの一言。もちろんです。私の好きな曲はライヴでもアコースティックでも演奏しなかったけれど、次回のライヴには必ず行って、「Merry Go Round」「Black Swan」を聴かないと!(一応メンバーには好きな曲アピールしておいたので)
 ストーンズ、ガンズ、モトリー、デフ・レパードなどとツアーして、多くの先輩方たちから絶賛されているという話題性もあるけれど、それだけじゃなくて、3年前に作った「Everybody Wants」の素晴らしさが多くの人に届くように、そして現在制作中のセカンド・アルバムで、彼らが大きく成長していてくれるように、と彼らの活躍を見守りたいです。
 


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今泉圭姫子

Author:今泉圭姫子
ラジオDJ、音楽評論家、音楽プロデューサーとして、洋楽を紹介してきた。
また洋楽だけでなく、K−Pop紹介歴も17年になる。

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