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R.I.P. George Michael

日本ではクリスマスが開けた26日の早朝、ジョージ・マイケルが亡くなったというニュースが届きました。
世界中の人たちが、「ラスト・クリスマス」を聴きながらクリスマス・シーズンを送っていたこの時期に。

12月25日(イギリス時間)ジョージ・マイケルは亡くなりました。

現時点で、ご家族の意向で詳細は伝えられていませんが、自宅で安らかに亡くなったということです。

正直、ジョージ・マイケルのソロ作品に思い出はないんです。
アメリカでの成功は彼にとって、とっても大きな事だったし、世界の天才の仲間入りを果たしたわけですから、
それは素晴らしい事だったと思うのです。
マイケル・ジャクソンに次ぐ8曲の全米ナンバーワンヒットを80年代に放ったシンガー。
輝かしい成績です。

でも80年代にブリティッシュ・インベージョンとして、
UKアーティストが続々と成功をする姿を見ているのが、私は好きでした。
Wham!のイメージ作りもとってもユニークで、bad boysと思いきや、好青年イメージになったり。。。

それにフレディー・マーキュリーが亡くなった後、ジョージを入れた「Somebody To Love」が
発売になったのだけど、これはフレディーの追悼コンサートでも披露されて、ウエンブリースタジアムで
感動したことを覚えています。クイーン・ファンの私が一番納得した1曲となりました。

Wham!デビューの時に、当時の担当者沼田洋一さんに相談されて、Wham!のプロモーション・プランの
中に入れていただきました。当時のライナーがなんであーなったのかは今もちょいと恥ずかしいのですが、
Bad Boy、YoungGunsの悪ガキぶりをアピール。
その後、初来日でラジオ日本のスタジオに来て「全英TOP20」に出演。
あまりの無愛想な態度に驚いたけど、ジョージのコミュニケーション下手が今となっては理解できます。
音楽以外は、まったく不器用なんですね。それをフォローしていたのが、アンドリューでした。

二人の関係性は中学校の時からです。太っちょめがねの転校生ジョージを、
ハンサムなアンドリューがいつもかばってあげていて、
そこから二人の関係性は育まれて、Wham!での役割分担が生まれています。
クリエイティヴはジョージ、グループ運営はアンドリューなイメージです。
これってグループやバンド成功に大きな意味を持ちますよね。
でもアンドリューには著作権は入らない。それを共同作家として登録したのが
「ケアレス・ウイスパー」です。アンドリューがいなければ生まれなかった1曲だからと。

世界中でヒットして、日本武道館で公演があった年、
TFMでWham!を迎えての特番がありました。
私はナヴィゲーター3人のうちの一人としてスタジオ入りしたのですが、
4時間ぐらいの生放送を、ジョージもアンドリューも出演するわけですから
冷や汗でした。案の定、ジョージは無口で言葉も少ない・・・
そこをアンドリューがさりげなくフォローするといった・・・・
確か、何か問題が起こったのだけど、うまく処理したのが、アンドリューだったような。
困った事はすぐに忘れる。。。。私です。

その後直接会う事はなかったけれど、フレディーの追悼コンサート、
そしてロンドン・ウエンブリーで観たWham!の解散コンサートが最後でした。
解散コンサートは、とっても穏やかな楽しいコンサートだったのを覚えています
Music Lifeの原稿締め切りに間に合わせるため、初めて帰りの飛行機の中で
ライヴレポートを書いたことが懐かしいです。

二人の若者が一つの時代を作り、それを全うできた喜びに溢れていました。

Pepsi&Shirleyが出演したり、Wham!の原形だったバンドExcectiveのメンバーで、
のちにソロでデビューしたDavid Austinも登場したり。。。。
ジョージは仲間を大切にする人で、Davidのソロ・デビューの時はばっちりバックアップしているのです。
彼は東芝EMIからデビュー・アルバムをリリースしています。

担当ディレクター沼田洋一さんからコメントをいただきました。
「悲しい。。。この人は本当に音楽人間でした。
いつもイヤフォンで音楽ばかり聴いていました。初来日時の思い出は“やはりアンドリューとの名コンビぶり”でしょうか。当時は良い意味で対等に議論していました。ジョージはアンドリューとの議論がなければ自分の意見を変えない人でした。今思えば、やはりアンドリューあってのジョージのような気がします。」

今年リリースしたコンピレーションCD「The Boys2」に「Young Guns( やりたいことをしようぜ)」を収録しました。
「ウキウキWake me Up」でもよかったのですが、なぜかこの曲にこだわっちゃいました。
やりたいことをやろうよ! Go For It!!

ジョージ・マイケルの53歳の人生が、彼にとって精一杯生きた人生であることを祈ります。

写真が一枚もありません(悲)
今日私は何も聴こう。リサ・スタンスフィールドとの「There are the days of our lives」も
素晴らしいけれど、やはりWham!で「Freedom」にしようか。。。
彼の中でこの曲は再レコーディングしたり、ドキュメンタリーのタイトルだったりするから、
意味が深いものなんだと思うのです。






旅ブロガー
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今泉圭姫子

Author:今泉圭姫子
ラジオDJ、音楽評論家、音楽プロデューサーとして、洋楽を紹介してきた。
また洋楽だけでなく、K−Pop紹介歴も17年になる。

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